飛行機の謎と疑問【続編】>●コックピットの時計は何時?

国際線の航空機のコックピットには、当然ながら時刻を表す時計
があるのだが、国境を越えて運航されている航空機の時計は、い
ったいどの国の時間に合わせているのだろう?

よく、国際線の航空機に搭乗していると、機内アナウンスなどで、
「現在の到着地の時間は現地時間○○時でございます、時計を合
わされる方は、○○時にお合わせ下さい。」などと言われ、乗客
はおのおの自分の時計の時刻を現地時間に合わせたりします。

日本とハワイの時差は19時間、これにアメリカの夏時間と冬時
間を考慮すれば、時差は夏で16時間、冬で17時間となる。

しかしコックピットの中では、その到着地の時間に時計を合わせ
るのか、それとも出発地の時間のままで時差を計算するのがいい
のか迷ってしまうところ。

途中で現地時間に時計を切り替えるのも、どのタイミングで切り
替えればいいのか迷ってしまうため、こちらもなかなか悩ましい
問題と言える。

それでは、コックピット内の時計はどの時刻に合わせてあるのか
と言えば、「協定世界時」と呼ばれている、いわゆる「グリニッ
ジ標準時」に合わせるようになっている。

これで、時差を細かく修正しながらのフライトを余儀なくされる
心配はなくなったのだが、このコックピットの時計の「ズレ」が
気になるパイロットもいるようで、分刻みのスケジュールをこな
している彼らにとって、数秒の誤差も非常に気になるらしい。

しかし、今では電波時計が発達しているため、パイロット自身が
高精度の時計を身に付けることも多くなったため、こうした誤差
についても気にならなくなったとか。

さらに、航空機の時計も、誤差の出ないタイプに改良されている
ため、どの時計を見ても時刻は正確に表示されているのでご心配
なく・・・。

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