飛行機の謎と疑問【続編】>●上空で「酸素マスク」は命綱

航空機が空気の薄い高高度を飛行中に、機内の与圧装置や、
その他の原因で機体に穴が開いたりすれば、客室内は深刻
な酸素不足に陥ってしまう。

パイロットがこうした異常を感知すれば、直ちに客室内の
酸素が保たれる高度まで、「緊急降下」(エマージェンシ
ー・ディセンド)する。

しかし、安全が確保される高度まで降下する間は、客室内
の酸素は減る一方だ。

そうした場合に、天井からぶら下がってくる「酸素マスク」
が命綱となる訳だが、離陸前に真面目に客室乗務員の実演や、
安全のしおりを読んでいない人ほど、とっさに酸素マスクを
使うことができないという。

さらに大切なことが、「緊急着陸時にとる、安全姿勢」だ。

安全のしおりによれば、シートベルトを腰骨の低い位置で
しっかりと固定し、上半身を前かがみにした上で、足首が
つかめる人はつかんでおく。

それができない人は、頭をかかえて前の座席の背に押し当
てる姿勢をとる。

このような「安全姿勢」をとることにより、体が固定され、
着陸の衝撃で体が前方に投げ出されるのを防ぐことができ
るのだ。

いずれの場合も、安全のしおりや客室乗務員の実演などを
見て、乗客自身が自分の身の安全を守れるよう注意する
必要がある。

空を金属の塊と飛ぶということに関しては、イザというと
きに、頼れるのは最終的に自分自身しかいないと考えてい
た方がよいと思う。

飛行機の謎と疑問【続編】

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