飛行機の謎と疑問【続編】>●空にあいた大きな穴とは?

「エアポケット」という言葉を聞いたことがあるだろうか?

エアポケットと聞けば、空にぽっかりとあいた大きな穴のよ
うなものをイメージしてしまうが、実際の空にはそのような
空間は存在しない。

ただ、このエアポケットに航空機が入ると、飛行機の機体が
まさに「ストン」と落ちるような状態で下降することは知ら
れている。

急激な下降により、シートベルトをしていない搭乗者は座席
から放り出されたり、固定していていないものが宙を舞い、
壁や天井に頭を打ちつけ、打ちどころが悪ければ、致命傷に
なることすらあるのだ。

ではこのエアポケットの正体はというと、上昇気流と下降気
流が交錯する乱気流がその正体、改めて言うが、空に穴があ
いている訳では決してない。

飛行機が、さながら超高速のエレベーターに乗っているよう
な感覚で急降下する理由は、単に下降気流によって機体が押
し下げられているからに他ならないのだ。

しかも対地速度で800〜900km/hで飛行を続けてい
る航空機は、垂直に落ちているのではなく、波状の波形を描
いて上下している状況といえる。

しかしその上下の動きがあまりにも急なため、垂直に下降し
ているような感覚に襲われるのだ。

このエアポケット、空の上ではどこにでも存在するため、飛
行中はシートベルトを常に装着しておくことが望ましいとい
える。

飛行機の謎と疑問【続編】

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