飛行機の謎と疑問【続編】>●温かい機内食が出てくる仕組み

長時間に渡る国際線のフライトの中でも、楽しみのひとつに
機内食がある。

単調な旅客機の旅に変化をもたらしてくれる、この機内食を
心待ちにしている人も少なくないと思う。

最近では、航空会社や航路によってメニューの種類も豊富で、
エコノミークラスといえども、かなりきちんとした「空の食事」
を味わうことができるようになった。

そのような空の旅の楽しみのひとつの、機内食がおいしい
理由には「温かいものは温かく、冷たいものは冷たく保たれる」
という大原則が、ひとつのトレイの上で実現されている点にある
と思う。

このような一見当たり前のようなことだが、航空機内の狭い
空間で、どのようにして温めているのだろうか。

飛行機が出発する前、食事の載っているトレーは、カートと
呼ばれる台車つきの箱に積み重ねてセットされ、専用のトラ
ックで航空機内のギャレーと呼ばれる、飛行機内の調理室の
ようなところに運び込まれる。

そのトレー上には、「アントレ」と呼ばれるメインディッシュ
をはじめ、サラダやデザートなどの全メニューがそれぞれの皿
に分けられている。

飛行機が離陸してしばらく経つと、食事の準備が始まるのだが、
客室乗務員がやることと言えば、カートに専用のコネクターを
差しこみ、スイッチをオンにするだけ、これだけであらかじめ
温かい食事の皿の下にセットされている過熱板が熱くなり、
メインディッシュだけが素早く温まるという仕組みになっている。

メインディッシュがアツアツになった頃合を見計らって、あと
は乗客のもとに運ぶだけとなるのだ。

このように、温かい食べ物が当たり前のように出てくる航空機
内の食事だが、事前に周到に準備されたメニューの配置と、客
室乗務員の作業によって作られていることを想いながら、おい
しく召し上がって頂きたいものだ。

飛行機の謎と疑問【続編】

トップページ
●航空機内で携帯電話を使うと
●飛行機のエンジンがエアコン?
●補助エンジンは隠れた英雄!?
●旅客機が上昇できる限界高度
●離陸と着陸のどっちが危険?
●コックピットが狭い本当の理由
●旅客機の出発時刻はどの時点
●全面禁煙の機内での喫煙事情
●航空機の心臓部の点検・整備
●燃料価格の高騰は死活問題
●こんな変わった物も運べます
●上空で膨張すると大変!?
●飛行中にドアが開かない理由
●パイロットが体験する錯覚
●コックピットの窓の構造
●旅客機は客船のマネをしてる?
●胴体に付いている突起物は?
●着陸をやり直す直接の原因は?
●温かい機内食が出てくる仕組み
●雷雲がもたらす空のショーとは
●翼が斜め後方に伸びている理由
●シュミレーターのお値段は?
●パイロットと宇宙放射線の関係
●パイロット専用トイレ?
●国際線のフライトで肥満に!?
●幻の客室乗務員とは!?
●空にあいた大きな穴とは?
●セキュリティチェックの光と影
●主脚にかかる凄まじい衝撃
●航空機史上最大の事故とは?
●航空機が突然山や地面に衝突
●国内線ジャンボジェットの末路
●安全のしおりを読まない方へ
●上空で「酸素マスク」は命綱
●匠の技が生きるリベット打ち
●金属疲労を心配するパイロット
●ペットと飛行機に乗る方法
●整備士が家に帰れない理由
●一等航空整備士の絶大な権限
●トイレの近い人は要注意の項目
●翼が折れないような設計思考
●エコタイヤで足元の安全確保
●コクピットが二階になった理由
●いわゆる究極のフライトとは?
●コックピットの時計は何時?
●客室乗務員の本当の仕事は?
●莫大な空気を欲するエンジン
●24時間体制の過酷な職場とは?
●管制官の絶大な権力の源は何?
●今さら聞けないエコノミークラス症候群予防法
●飛行機の部品点数はどのくらい?
●航空機のクリーング作業は大変!?
●整備士になるために必要な能力は?
●飛行ルートが毎日変わる理由とは?
●高度計の数値はアテにならない!?
●空の道を外れて起こった大惨事
●巨大な主翼に隠された秘密
●エンジン全停止の原因とは?
●横風は着陸時の事故原因に
●整備士は空港一タフな職業
●整備士に求められる資質とは?
●旅客機が自力でバックできない理由とは?
●空の交通ルールは船と同じ?
●美人の客室乗務員が多いのは?
●構想から10年かかる新型機の開発
●旅客機の寿命は何年くらい?
●機体にはプラスチックが多用!?
●航空性中耳炎には要注意!?
●パイロットの養成には3億円掛かる!?
●免税店で値引き交渉できる!?
●轟音の中で会話ができる秘密

その他

リンク募集中