飛行機の謎と疑問【続編】>●着陸をやり直す直接の原因は?

航空機の事故が一番起こりやすい時間帯は、離着陸の11分間、
この「11分間」に実に航空機事故の70%以上が含まれている。

その中でも事故の発生確率は、離陸時に20%、着陸時に50%
となっている。

それでは、この事故発生確率の高い着陸時には、コックピット内
でどのような操作が行われているのだろうか。

まず、着陸の8分前に、地上の航空管制官から「降下」の指示が
出る。

空港が近づいても、パイロットが航空管制官の指示なしで、勝手
に航空機の機体を降下させることはできない。

「降下」の指示を受けたパイロットは、自動操縦装置に降下させ
るべき高度を入力、するとエンジン出力が自動的に絞られ、機体
は降下を始め、減速していく。

着陸寸前には250キロほどまでスピードを落とし、その間に
パイロットはフラップを出し、着陸時に必要な車輪を出したりする。

フラップや車輪の操作は自動操縦の中には含まれていないため、
パイロットが手動でこれを行う。

自動操縦中とはいえ、これらの操作でパイロットは何かと忙しく、
小さなトラブルが大きなトラブルに発展する可能性もある。

さらに、空港周辺の天候が悪く、自動操縦を使って滑走路に近づ
いても、最終的にパイロットが滑走路を目視できなければ着陸は
できない決まりとなっている。

このため、パイロットが滑走路を目視できなければ、着陸のやり
直し、それでも着陸できない場合は、天候のよい他の空港に降り
なければならない時もあるのだ。

乗客にとっては迷惑な話だが、着陸時の事故率の高さを見れば、
無理をするのは禁物だと分かるだろう。

飛行機の謎と疑問【続編】

トップページ
●航空機内で携帯電話を使うと
●飛行機のエンジンがエアコン?
●補助エンジンは隠れた英雄!?
●旅客機が上昇できる限界高度
●離陸と着陸のどっちが危険?
●コックピットが狭い本当の理由
●旅客機の出発時刻はどの時点
●全面禁煙の機内での喫煙事情
●航空機の心臓部の点検・整備
●燃料価格の高騰は死活問題
●こんな変わった物も運べます
●上空で膨張すると大変!?
●飛行中にドアが開かない理由
●パイロットが体験する錯覚
●コックピットの窓の構造
●旅客機は客船のマネをしてる?
●胴体に付いている突起物は?
●着陸をやり直す直接の原因は?
●温かい機内食が出てくる仕組み
●雷雲がもたらす空のショーとは
●翼が斜め後方に伸びている理由
●シュミレーターのお値段は?
●パイロットと宇宙放射線の関係
●パイロット専用トイレ?
●国際線のフライトで肥満に!?
●幻の客室乗務員とは!?
●空にあいた大きな穴とは?
●セキュリティチェックの光と影
●主脚にかかる凄まじい衝撃
●航空機史上最大の事故とは?
●航空機が突然山や地面に衝突
●国内線ジャンボジェットの末路
●安全のしおりを読まない方へ
●上空で「酸素マスク」は命綱
●匠の技が生きるリベット打ち
●金属疲労を心配するパイロット
●ペットと飛行機に乗る方法
●整備士が家に帰れない理由
●一等航空整備士の絶大な権限
●トイレの近い人は要注意の項目
●翼が折れないような設計思考
●エコタイヤで足元の安全確保
●コクピットが二階になった理由
●いわゆる究極のフライトとは?
●コックピットの時計は何時?
●客室乗務員の本当の仕事は?
●莫大な空気を欲するエンジン
●24時間体制の過酷な職場とは?
●管制官の絶大な権力の源は何?
●今さら聞けないエコノミークラス症候群予防法
●飛行機の部品点数はどのくらい?
●航空機のクリーング作業は大変!?
●整備士になるために必要な能力は?
●飛行ルートが毎日変わる理由とは?
●高度計の数値はアテにならない!?
●空の道を外れて起こった大惨事
●巨大な主翼に隠された秘密
●エンジン全停止の原因とは?
●横風は着陸時の事故原因に
●整備士は空港一タフな職業
●整備士に求められる資質とは?
●旅客機が自力でバックできない理由とは?
●空の交通ルールは船と同じ?
●美人の客室乗務員が多いのは?
●構想から10年かかる新型機の開発
●旅客機の寿命は何年くらい?
●機体にはプラスチックが多用!?
●航空性中耳炎には要注意!?
●パイロットの養成には3億円掛かる!?
●免税店で値引き交渉できる!?
●轟音の中で会話ができる秘密

その他

リンク募集中